入れ歯|雀宮の歯医者、ふじかわ歯科医院

044-844-3333(代表)

外観

入れ歯

お口に合った入れ歯で快適使用

歯を失ってしまったときの補綴治療として、もっとも歴史が長く一般的なのが入れ歯(義歯)治療です。
外科手術の必要がなく、治療が比較的かんたんで、そして治療期間も短めなうえ、保険診療の入れ歯を選択すれば比較的安価で歯の機能を回復することができます。お口にぴったり合っていて咬み合わせが整っている入れ歯は快適に使用可能です。

定期的なメンテナンスを

つくったばかりのころは問題がなくても、しばらくすると入れ歯が合わなくなることがあります。それはお口の中が変化するからです。
合わない入れ歯を無理に使用しているとストレスを感じます。また強くあたる部分ができるとそこが腫れてしまうこともあります。お口の中を傷つけてしまうだけでなく、顎や顎関節にも過度の負担をかけてしまうことがあるので注意が必要です。
入れ歯を使うようになっても定期検診を活用し、必要に応じて調整や修理を受けましょう。

入れ歯の種類

レジン床義歯

  

保険診療の入れ歯です。レジン製の入れ歯で、部分入れ歯の場合は残っている歯に金属のバネをかけて入れ歯を固定します。ある程度の厚みが必要なので装着時に違和感があり、食べ物の温度も伝わりにくい素材です。しかし比較的短期間での作製が可能で、治療費も比較的安価で済みます。

金属床義歯

  

歯ぐきにあたる「床」部分に金属を使用した自費診療の入れ歯です。レジンよりも薄くつくれるので、違和感が少なく、食べ物の温度も伝わりやすいのが特徴です。強度が高く、雑菌が繁殖しにくいので比較的衛生的です。ただし、金属アレルギーの心配があります。

目立たない入れ歯(ノンクラスプデンチャー)

入れ歯

ノンクラスプデンチャーとは、金属の留め金のない、見た目の自然な入れ歯のことです。
現在、入れ歯をご使用されている方はおわかりかと思いますが、部分入れ歯には、入れ歯が動かないようにするための金具(留め金)が付いています。
この金具が見た目上、目立ってしまい、悩まれている方が多くおられます。

今までの入れ歯も使用できているが、『金具が見えてしまうため、どうにかならないか?』というご要望をされた方もおられるでしょう。
保険診療の部分義歯の場合、どうしてもこの金具が存在してしまいます。

上記のお悩みを解決するために当院では、金具の見えにくいノンクラスプデンチャーの製作もおこなっております。
ノンクラスプデンチャーは、金属の留め金の代わりに、柔らかいプラスチック製の義歯床全体で入れ歯を支えます。
そのため、お口を開けても金具が見えないので、見た目にとても優れています。
さらに、破折に強い素材で歯肉の色調と同化して、目立たないことが今までの部分入れ歯とまったく違うところです。
(ただし、歯の無い部分が大きい場合は表には金属のばねは使用しませんが、金属の引っかける部分を歯の噛み合わせの面に小さくのせることが必要な場合もあります。)

ノンクラスプデンチャーの原理

ノンクラスプデンチャーは、軟らかい材料が歯や歯肉の凹凸に入り込むことによって入れ歯を安定させております。
金属の留め金より柔らかい素材なので、残った歯への負担が少ないことも特徴です。

ノンクラスプデンチャーのメリット・デメリット

ノンクラスプデンチャーのメリット

  • 留め金がないので目立たない
  • 金属よりも柔らかいばねなので、残った歯への負担を軽減できる
  • 歯茎にフィットすると違和感が出にくい
  • 弾力性の高い素材で壊れにくい
  • 金属アレルギーの心配がない(金属の押さえが無い場合)
  • 比較的薄い仕上がりで食事が楽しめる など

ノンクラスプデンチャーのデメリット

  • 保険が適用されないので治療費がかかる
  • 壊れた場合等修理が難しい(修理ができないこともある)
  • 歯茎の負担が強すぎると歯茎が痛んだり痩せたりしてしまう
  • 柔らかい素材なので細かな傷がつきやすい など